・・・2023.03.28更新
お客様の中で贈りたいお花のイメージが顕在化している場合、例えばそれがネットからの画像でも良いので、ぜひ我々と共有させてください。「完全お任せ」は事故につながりますよ〜
あっ!それが制作できるかできないかは別の話です^^
・・・2023.03.27更新
キャリア20年以上の我々スタッフからの華麗なる・・・加齢なるメッセージを。
・指がカサカサなのでサテンのリボンがよく滑ります。特にループを作っている時は空中分解を起こしやすいので注意を(店主談)
・指がカサカサなのでタブレットのレジアプリが反応しない時があります(スタッフY美談)
・指がカサカサで、カミソリの掴み取りをやったのかと思うほどの赤切れになります。特に冬場は手の除菌スプレーで毎回悶絶(家内談)
今回は「指編」でしたが、他にも「腰編」「足編」などありますので、機会があればいつかご紹介します。
よく「花屋さんって素敵なお仕事ですね」って言われますけど、まぁそんな事ばかりではありません。他のお仕事と同様に苦労もあります。ただスタッフ達はたまにブーブー言いながらも楽しそうにやってますがね(笑)
・・・2023.03.23更新
この時期に大変な作業のひとつに「コサージュ」があります。なにしろ花首を切って、保水して、ワイヤーをかけたパーツを、組み上げてリボンをかけるという恐ろしい手間(泣)
これを男女で色分けするのですから制作も数量限定となる旨ご了承ください。
・・・2023.03.22更新
卒業、卒園のお花のピークも本日の納品でひと段落となります。
演台用生花は納品の前日に作成し、一晩置いて水落ちがないかを確認後に納品します。
聞くところによると演台用生花の発注権限は校長先生か事務方のいずれかにあるらしく、毎年ご注文いただく学校さんは事務方での申し送りがあるようなんですが、校長先生権限の学校さんは校長先生が異動で変わるとあっさり切られる事もあります(笑)このほかにも「市内の花屋さんに満遍なく」という事で毎年ローテーションで花屋さんを変える学校さんもあったりするので、演台生花はその年によって増減があります。
多ければ多いでしんどいし、少なければ切なくなるし、我ながらワガママだなぁと思う今日この頃・・・
・・・2023.01.28更新
待望のラックスが入荷しました♪開花前の若苗ですが、モタモタしてると出荷終了してしまうので・・・
新顔のヘラとニノスを含む全14品種、いずれも在庫限りですのでお早めに〜
♯ベスタリス♯ハデス♯ムーサ♯ウラノス♯ハリオス♯ティーバ♯
・・・2023.01.12更新
本日より年明けの営業を再開いたしました。長らくご迷惑をお掛けし申し訳ござませんでした。
さて、営業再開に先立ちまして1月8日に、とある生産者さんにお邪魔し、毎年人気のラナンキュラス「ラックス」の生育状況を確認してまいりました。現状はこんな感じで葉っぱが少し出た程度・・・
昨年はこんな状態でも市場からの注文が殺到してしまい、園主さんも辟易しておられたようですが、やはり満足のいくものを出荷したいという思いから今年はなんと!1月中の注文はぜーんぶキャンセルするそうです(笑)
そう、昨年はそんな馬鹿げた注文の被害に遭って少量入荷だったウチの店も今年はベストな状態で確保できそうです。よっしゃ!
そんなワケで市場注文が解禁となる2月より前に「当店は入荷します!」と告知しておきましょう。
・・・2023.01.05更新
旧年中は大変お世話になりました。
都合により新年の営業は12(木)からとなります。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞ宜しくお願い致します。
・・・2022.12.30更新
今年も残すところ2日となりました。
年末商戦最大の山場である12/30は毎年大混雑で、スタッフはお昼もままならない状態となります。
人気の迎春アレンジメントは売り切れ必至で、12/31にお越しのお客様はお求めになれない事がほとんどです。
こちらは数量限定となっておりますので、どうぞお早めにお買い求めください♪
・・・2022.11.10更新
JA八戸まべち営農センターよりディスバッドマムが入荷しました。とにかく1輪が大きく、訪れるお客様みなさんが感心されます。
このブログでは繰り返しになりますが、菊は栽培時に放っておくと脇芽が多数出現します。この脇芽を放置しておくとやがて蕾を付け、小菊やスプレー菊のように何輪もの花を持つ姿になります。ところがこの脇芽(英語でbud=バッド)を除去(英語でdis=ディス)して1輪に全ての栄養を集中させることによりディスバッドマムが出来上がるのです。(ピンポン菊と呼ばれるものも同じ理屈です)しかし脇芽を除去する手間や時間などコストもかかり、安定した生産をして頂くには、それに見合った対価を生産サイドにお支払いしなければなりません。従ってこういった背景を鑑み、花卉市場は真面目に競売をし、我々花屋は適正に仕入れて、適正または付加価値をつけて販売しなければいけないと思うのです。
もう20年以上前、花屋4店舗の統括でバイヤーをしていた時は「市場ではとにかく値切ってなるべく安く仕入れて、お店では手頃な価格で販売する」と言うことが当たり前で、およそ生産サイドのことなんか考えもしなかったのですが、独立して色々な生産者さんの元を訪れるうちに意識も変わりました。それはつまり安売りが、良い花卉生産の好循環を阻害する害悪となりうるのではないかという事です。
もちろんエンドユーザーにとって花は安いに越したことはないと思います。安売りを頑張る花屋さんも否定はしません。ただ今後、良い花は安く買えない時代となる事は間違いありません。なぜならそれは花の本質に関わるからです。この辺の話題はまた今度にしましょう。
・・・2022.11.07更新
当店「株式会社のはな」の決算報告を税理士さんより頂き、1年頑張った結果がほぼトントンという切ない現実を見つめながらも、赤字よりはいいと思わざるを得ない社会情勢。儲からない理由の一つに「原価高」、御多分に洩れず花業界も煽りを喰ってます。
細かい話はすっ飛ばしますが、先日仲間の花屋に「いよいよガーベラも¥200の時代ですかね〜?」と聞くと「うちはとっくに¥200だぞ」との事でびっくり。今まで当店は頑張って販売価格を据え置いてきましたが、今日ちょっとした気づきがありブログにしました。それはお客様の注文で¥3000のアレンジメントを作っていた時のこと。
「原価高」になって以来、厳密にコスト計算をしていなかったのですが、花材、包材などの原価を正確に計算してみたところ、売価に占める原価の割合(=原価率)がいつの間にか驚くことになっていました。それは決算報告書に記載されていた1年間の平均原価率を遥かに超えるもので、このまま手を打たなければ未来に向けての投資や賃金アップも「無理」と言う事。そのような訳で今後は品目による値上げや、商品のサイズ感が少し小さくなったりすると思いますが、品質を維持していく為とご理ください。そして願わくば「ステルス値上げ!」とか「シュリンクフレーション!」とか言って虐めないでください(泣)