• 嗚呼、商店街

    ・・・2023年07月24日更新

    オーナーの平均年齢が70近い我が狭山台中央商店街に、彗星の如く現れた若きカフェオーナーのサトウさん。商店街を活性化させる為に何か企画しませんか?という彼の呼びかけにより、普段は薄い交流しかない商店街の面々が一堂に介しました。

    私自身、前身の花屋から数えて20年以上この商店街にいますが、こんな会合は初めてです。サトウさんは自身の幼少期の記憶(活気があった商店街)を今の子供達や親御さん達にも体験してもらうべく、昨年のハロウィンでは仮装をしてきた子供達にお菓子配りをするイベントを行い、寂れた商店街に記録的な瞬間最大風速をもたらしました。そんな実績を引っさげての招集に、商店街の会長である自転車屋さんも「こんなに集まるのは幾年ぶりか」と、オブザーバー含めなんと11名もの参加がありました。

    かつての商店街の賑わいを知る古株の方や、他の商店街のイベントに関わった方、さして興味もなかったけど会合に参加してみたらボルテージが上がった方などから様々な意見が飛び出し、とても有意義な集まりでした。今後も定期的に集まって意見交換をおこなう事で一致し、今日のところは解散となりました。

    いやぁ〜若い人が一人入るだけで風向きってホントに変わるもんですね。

     

    ところで商店街の一番端に位置する我が花屋、斜め前の蕎麦屋さん廃業を皮切りに、正面の本屋さん、そしてついにお隣の婦人服店も閉店となり、完全に陸の孤島と化しました。このまま存在を忘れられなければいいのですが(笑)