・・・2023.11.01更新
11月2日(木)より3日間、毎年恒例の「創業お客様感謝祭」を開催いたします。
今年は猛暑で園芸植物も全般的に出荷が遅れてますが、なんとか荷揃え頑張りました!!みなさんどうぞお越しくださいませm(_ _)m
・・・2023.10.31更新
地元の小学校からのご依頼です。久々に大きなサイズのご注文で制作にも気合が入ります。この時期は海外からユニークな切り花が入ってくるので作っていても楽しいですね。
・・・2023.10.30更新
先日、我が狭山台中央商店街においてハロウィンイベントが開催されました。仮装した子供たちが商店街を練り歩き、商店街の各店舗がお菓子を配るこの行事に「チームのはな」もこの気合いの入れよう。
左がウチの嫁、右がスタッフのY美ちゃん(こえーよ!)
もはやY美ちゃんは「キン骨マン」か「デトロイトメタルシティ」です。
見た目は怖いけど・・・
中身は優しいY美ちゃん大活躍でした(笑)
・・・2023.10.29更新
10月の声を聞くと各方面よりお問合せを頂くのですが、のはなの入荷基準としては最低気温が10度近辺に差し掛かってからとなります。パンジーやビオラは低い夜温に当たる事で株が引き締まり健全に生育するからです。この時期、ホームセンターなどでヒョロヒョロに伸びたパンジー苗を見かけますが、これは早くに入荷して、日中の高温とぬるい夜温に当たったからです。
今年は猛暑により、大手種苗メーカーが生産者に卸すプラグ苗の育苗に大失敗したそうで、「パンジーは全国的に品薄」と語るのは毎度お世話になっている奥富園芸さんです。こちらの画像はアリッサムのプラグ苗ですが、このひとつまみほどの苗を3.5号ポットに植え替えます。
奥富園芸さんのところでも猛暑により初期ロットが2割ほど廃棄となってしまったそうですが、その後は順調とのこと。
この圧巻の量よ
こんな温室がいくつも点在する日本を代表するナーセリーで、今日も種苗会社の人が見学に来てました。
奥富園芸さんのハウスで誰もが感動するのが、この花苗の上を通過できる台車です。荷造りしながら移動できる優れもの。もちろんパートさんたちの作業優先なので普段は遠慮します。
そんなわけでタイトル通りパンジー&ビオラが入荷しましたが、税別¥138のところ¥100で買える創業祭まで買うのを待った方がいいですよとお客様に唱え続ける商売気の無い花屋なのです(笑)
・・・2023.10.23更新
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かれこれ20年近く前、前身の花屋だった頃に制作した什器が熟成を経てイイ感じになってきました。
その花屋さんが本業の造園に注力するために移転するのを機に独立し、居抜きでスタートしたのが9年前、「のはな」の誕生です。その頃はまだこの什器も「粘れば使える」といった感じでしたが、白木のSPFは流石にもう限界のご様子・・・お客様が怪我をされる前に作り替えを決断しました。
花屋のくせに工具は一式揃っているので、時間さえあれば楽勝なんですがね。
今回は義父にもお手伝いをいただき・・・
制作工程を端折って一気に完成です(笑)白い什器が売り場で映えますね〜
余った材料でチビ什器も作成。まるで出来る主婦のよう。
これで売り場の骨格は整いました。来たるべく創業祭に向けてとりあえずスタッフ一同ひと安心です。
・・・2023.09.15更新
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ひどい大雨の中、自転車で宿を目指します。いつもなら道路工事が終わるタイミングで無人の道路をひた走るのですが今日は致し方ありません。工事中の作業員の方達のお邪魔にならないようにペコペコしながら通過、なんともバツが悪い・・・
距離にして9kmくらい、定宿「やまかのうや」に到着です。築何十年?もう神社仏閣のような風格です。
亡き父がこの民宿をなぜ気に入ったのかというと、こここそがホントの民宿だからという事でした。どういう事かと言うと、寝る部屋以外の、風呂やトイレ、食事をする居間など、宿の住人と一緒だからだそうです。特に長い時間を過ごす居間で食事を共にし、地元の酒で語らうひと時が父は一番楽しかったそうです。この日は只見の酒と肴で父を偲びました。きっと父も喜んでいると思います。
さて翌日、楽しい時間はあっという間で帰宅の準備。そして只見の自然は今日も雄大です。また来年も来ますよ〜
これも父が愛した通算3台目のジムニー。帰りもよろしく頼むよ!
おしまい
・・・2023.09.14更新
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昨年の冬に父が亡くなりました。
父が30年以上前から足繁く通ったこの只見町は、昭和30年代に田子倉ダムの建設工事に沸き、ダム建設作業員や、その方達を支える飲食店などで賑わいを見せましたが、ダム完成とともに人口も減り、すっかり田舎町としての落ち着きを取り戻しています。映画館やボーリング場があったなんて今ではとても信じられません。
もともと釣り好きだった父は、初めはほんの偶然で訪れた只見町に一瞬で魅了され、民宿「やまかのうや」を定宿拠点に八十里越周辺の沢を幾度となく、それもほとんど単独で訪れてきました。
徒歩で片道2時間半、宿から沢までの道のりは遠く、しかも車両通行止めの工事区間なので、早朝の工事開始前を狙い、初めの頃は宿から歩きで、そのうち自転車を持ち込むようになり、やがて宿からバイクを借り、宿の人と家族のような間柄になる頃には車で送り迎えをしてもらえるようにまでなりました。そうそう、地元の方たちは山菜取りなどで山に入るため、車両通行OKなのです。僕も今回同伴のNさんも初期の頃から父のお供をしてますが、只見とのコネクションを築き上げてくれたのは間違いなく父でした。
そんな父が亡くなる前に「骨をまいてほしい」とまで言って愛したのが今回入渓する「木の根沢」です。
狭山市を出て只見町に着いたのが深夜12:00前、そこから少し仮眠を取り、支度を整え出発です。今回、行きは宿の人に送ってもらいますが、帰りは自転車です。なのでNさんと自転車を荷台に積んでいきます。
雪崩避けの「スノーシェッド」を通過、訪れるたびに建設が進んでいる様子が伺えます。
いつも思うのですが開通前の道を通行できるなんて貴重な体験です。
木の根沢に到着です。が、思った以上に水量が少ないです。
入渓前、「これが最期になるかもしれないから」と宿の人に脅されて記念撮影(笑)
GPSアプリを起動してスマホ自体は機内モードにします。これは圏外なのにスマホが通信を試みようとして余計なバッテリーを消費してしまうのを防ぐためです
。
さぁいざ入渓!もういかにも熊が出てきそうな藪エリアです(汗)
ブナの森を歩いて進み、ロープで急斜面を降ります。
水量はとても少ないのですが、ちょっとした深みでは早くも魚影が見られたので、普段はあまり竿を出さない序盤から釣り開始です。しかしアタリは全くなし!考えられるのは、①水量が少ない→②泳げるスペースが少ない→③運動不足→④なのでお腹が減らない、もしくは少ない水量なので餌が集約するため食うに困らない。と自分たちを慰めます。
「今日はダメかも・・・」と諦めかけたところにようやくHIT!綺麗な天然のイワナです。
天気も微妙なので探りもほどほどにサッサと進みます。
木の根沢における中盤の山場、通称「二段滝」の手前ですがイワナ君たちは満腹なご様子。
かつて30cmオーバーを何本も釣り上げた2段滝に差し掛かったところで大雨となってしまったため、断腸の思いで納竿・・・急な増水で命の危険に晒される前に急いで帰路に着きます。ある意味で徹底的に臆病でなければ沢登りはやめた方がいいかもしれません。
結局この日釣り上げたイワナは二人合わせて7本でがっかり。20cm以下のちびっこ達も何本か釣りましたが、来年のためにリリース。道中、目視で確認した良型のイワナの魚影は50匹はくだらなかったので悔しい1日でした。まぁ来年に期待です。
このように今は極めて入渓者が少ない八十里越一帯も、道路が開通すると荒らされ放題になると予想されるので、自然のためには開通が遅れることを望む一方で、交通インフラ的には急務であるというジレンマに亡くなった父はいつも思いを馳せていました(よそ者なのに・笑)
つづく
・・・2023.09.13更新
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お店が閉店する19:00を待って、今回 同行していただくNさん宅へお迎えに。
そこから関越自動車道を北上し、4時間かけて目的地を目指します。
途中の塩沢石打パーキングで運転を交代したり、2人だと色々と楽です。
小出I.Cを下りたあと、工事中の八十里越えの南を通る六十里越えを走ります。いつもながらこの時間の山道は恐怖でしかありません(汗)対向車なんて1台も通過しませんからね。
山を下りてようやく民家の明かりが見えて来ると安堵します。
上下合わせても1日6本しか電車が来ない只見線の只見駅
ようこそ只見町へ!私の父がこよなく愛した第二の故郷です。
つづく
・・・2023.09.12更新
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さて、目指す沢は深山幽谷な場所だけに装備も怠れません。
まずは何といっても熊対策です。もともと警戒心が強い熊に対しては、予め人間の存在を知らせるために爆竹や鈴を鳴らしたりすることで鉢合わせを回避できます。鈴は腰に2個とバックパックにも2個という熊以上に警戒心が強い自分・・・
さらに対獣スプレーは西部劇のガンマンさながらで、ホルスターから取り出し→安全ピンを外して噴射という一連の動きを事前に何度シミュレーションしたことか・・・
続いてはスマホです。山奥で圏外なのになんで必要なのかというと、キャリア電波は届きませんがGPSは追跡してくれるからです。最近はGPSアプリも充実しており、足どりのログが残せたり、例えば「ここに滝」みたいなマーキングができたり、現在地や方位がわかるので変な話、遭難も回避できたりします。
そんな訳でモバイルバッテリーも必須となります。こちらのタイプはフル充電1回分が驚くほど早いのでオススメです。
あとは万が一飲料水が無くなった時のために川の水を濾過して飲める携帯浄水器。なんとフィルター交換なしで5000リットル浄化可能という優れもの。
バックパックにはロープや雨具、食料など。釣竿は万が一に備えて2本以上は必ず持っていきます。
たかが魚釣りに家内からは「遭難する気満々だね」と揶揄されました(笑)
つづく
・・・2023.09.11更新
果たして花屋のブログにふさわしいエントリーかというと甚だ疑問ですが、「最近は魚釣り行ってんの?」というお客様からのご質問に対し、丁寧に回答をということでお許しください。
古くは1180年、平氏討伐の「治承の乱」に敗れた不遇の皇子、高倉宮逃亡伝説が残る峠が歴史的に一躍脚光を浴びたのは、戊辰戦争で河井継之助が深傷を負いながら敗走したという記録ではなかろうか?
越後と南会津の間に立ちはだかるこの峠道は、実際には30kmくらいなのだろうが、その険しさゆえに10倍もの距離に感じることから「八十里越」と呼ばれている。
けもの道ながらもこの八十里越を利用して、南会津地域では、海産物や食塩、鉄製品などの生活用品を越後から移入し、南会津からは繊維原料、林産物、労働力などを越後へ送り出してたそうです。
しかし大正に入って現在の磐越西線が開通し、鉄道輸送が盛んになると、この不便なけもの道は一気に衰退していき、このまま廃道かと思われましたが、戦後まもなく日本中の道路網建設が叫ばれ始め、日本海と太平洋を結ぶ幹線道路の一つとしてこのけもの道が見つめ直され、昭和44年に閣議決定、昭和61年にようやく「車が通れる道路」としての建設がスタートしました。
当時の地元の方が工事業者に「完成までに何年かかる?」と聞いたところ「10年かかる」と言われたそうですが、10年経っても一向に工事が終わらないので「あと何年かかる?」と聞くと「あと10年かかる」と言われたという話は、もはや笑い話です。
それからさらに月日は流れ、着工からすでに37年が経過し、最新の予定では2026年開通という事ですが、おそらく「あと10年はかかる」というのが地元の見立てです(笑)
さて前置きが長くなりましたが、このたび入渓する沢は、まさにこの建設中の道路からであって、当然のことながら一般車両では立ち入れません。
ではどのようにして行くのかというと・・・
なんと民宿の方に送ってもらうのです(驚)
つづく