Shop Blog
Shop Blog
  • アレンジメント

    ・・・2017.08.29更新

    昨年、ホワイト&ブルー系のクールなイメージでアレンジメントをご注文くださったお客様より、今年は真逆のイメージでというご注文を頂いたので、ちょっと情熱的なカンジに作ってみました・・・メインのバラは「アマダ」と「ロマンティックアンティーク」いずれも山形はアキバナーセリーさんのバラです。

    DSC01957

  • 内田バラ園新作「フォセット」

    ・・・2017.08.27更新

    今度は正真正銘の新作です(汗)

    京成バラ園芸の「フォセット」

    IMG_4567

    2016年の新品種、フランス語で「エクボ」だそうです。

    大田市場でおこなわれた京成バラ園芸の品種展示会において、50品種中、人気投票2位に輝いたバラです!

    とっても個性的ですね。花弁も肉厚で日持ちもよさそうです。それに何といってもデカイ!いい事です。内田さんにはこういった面白いバラをいつまでも挑戦してもらいたです。

  • お詫びと訂正・・・

    ・・・2017.08.26更新

    前回のエントリーでご紹介したこのバラ・・・

    IMG_4599

    内田バラ園さんからサンプルで頂いた「グランドジュビリー」

    先日、内田さんのハウスにお邪魔して話を伺ったところ、「あれは試作品だから出荷のラインナップには入りませんよ」とのこと。期待してくださった皆様スミマセンでした。

    頂いてから15日が経過しますが、いまだに元気で、いつか作ってもらいたところです。ハァ~(u_u)

  • 内田ばら園新作「グランドジュビリー」

    ・・・2017.08.15更新

    毎度おなじみ内田バラ園さんからサンプルをいただきました。

    DSC01920 (1)

    京成バラ園芸の「グランドジュビリー」と申します。

    昨年、大田市場で開かれた京成バラ園芸の品種展示会において、50品種中、人気投票1位に輝いたバラです!

    見事なクォーターロゼット、色も素晴らしですね。一目見て気に入りました!

     

    これからどのように咲き進むか、品質管理を行いながらじっくり観察していきたいと思います。

    しかし内田さんとはバラの好みが合いすぎて困ります。

  • 花束

    ・・・2017.08.13更新

    海外よりバースデー花束のご注文をいただきました。赤バラのみというご指定でしたので、内田バラ園さんの「ヴァーグ+」でお作りしました。高温障害でバラのサイズが軒並み小さくなるこの時期でも自信をもってお勧めできる赤バラです!

    DSC01903

  • アレンジメント

    ・・・2017.08.08更新

    お誕生日のお祝いに差し上げるアレンジメントのご注文をいただきました。ご要望は「しっとりした感じで、白/紫/グリーンを基調で」との事。白ユリは最近お気に入りの「シスト」という品種。上向きで少しウェーブがかった花弁がとてもチャーミングです。

    DSC01902 (1)

  • 仏アレンジメント

    ・・・2017.08.07更新

    もうすぐ8月盆ですね。お供え用のアレンジメントのご予約が結構入っております。ご予約優先でお作りするため、ご来店時にお待ちいただく事もございますので、なるべくご予約いただく事をお勧めしております。今年は菊系が品薄で市場も花屋さんも大変ですが、当店の場合は洋花系のご注文が多いのであまりダメージはなさそうです^^
    DSC01893

  • 長野県生産者まわり④(番外編)

    ・・・2017.07.22更新

    「松井ゆうすけ」という男

    上山田ホテルでは7人の相部屋で、その中に名古屋花き市場から来た彼がいました。

    (コサージュ会の懇親会の後、2次会での彼です)

    IMG_4393

    名古屋花き市場ではトルコキキョウ担当ゆえに今回長野に飛ばされた模様。この男、一見チャラそうに見えるが、実はかなり熱い。

    ホテルへは2時間前にチェックイン。旅行じゃないのでipad使って明日のセリ前販売を頑張る。懇親会では乾杯の音頭の後、すかさず農家さんの元へ行きお酌。名古屋花きをアピールしまくる。

    花の都は愛知県で、周辺の中部関西大手市場にへりくだらない反骨精神。中央市場クソくらえ!入社5年目の28歳だけど市場年齢38歳くらい。

    品物を見なくても「松井が勧めるなら大丈夫」古臭いけどそんな花屋さんが彼に付いてます。

    「神田さんて俺が買ってくれって言ったら買ってくれますよね?神田さんはそんな感じの人です。んで俺はその期待を決して裏切りませんよ。」なんて28歳が言えるかね・・・

    花き市場において優秀な若手不足のなか、なかなかの逸材です。そんな松井くん本日の名言(失言)

     

    「コサージュが良いのは分かる!でもぶっちゃけボヤージュでよくねぇっすか?」

     

    あ~言っちゃったよこの人(笑)

     

    ※ボヤージュ系トルコキキョウとはフリルの花弁が魅力の大輪八重咲品種です。コサージュ系ほどではありませんが、ボリュームがあり豪華な花形が魅力のトルコキキョウです。

  • 長野県生産者まわり③

    ・・・2017.07.21更新

    <facebookではシステム上、画像が1枚しか表示されないため、facebookからご覧になっている方は画像をクリックするか、本分の最後にあるURLからホームページへお越しください>

     

    長野は広い・・・千曲市を出た我々が本日最終的に目指す上伊那郡まで2時間弱。そういえば長野県て確かカーネーションの生産では日本一。その中でも「南信州ハウスカーネーション組合」は、確か県内生産の1/3を占めていたはず。川越市場にも数名の生産者の方が出荷しておりますが、高齢化が進み、規模も縮小気味です。

    川越市場にはこの時期、国産のスタンダードカーネーションの入荷が少ないので、関根君と飛び込み営業をすることに。とある1軒の農家さん。15市場に出荷する大規模生産者さんです。忙しい中、快く話に応じてくださいましたが、同じ地区で川越市場に出荷されている農家さんがいる手前、ちょっと出しずらいとのこと。まぁ話はわかりますがね。

    さらにそれだけが理由ではなく、ここ最近の良天続きでハウス内のカーネーションが一斉に咲きだして収穫が追い付かない状況。ハウス1棟丸々見捨てる羽目になったとか、クオリティの高い輸入カーネーションの台頭で価格も伸びないとか、若い労働力を求めて海外からの研修生に期待するも教育にかなりの時間と労力がかかるなど、かなり目一杯のようでした。ふと見渡せば慣れない日本で収穫作業に励むオリエンタルな雰囲気を纏う女性スタッフ達や収穫に間に合わず廃棄されたカーネーション達・・・なんとも言えない気持ちでハウスを後にしました。このように生産現場を見るたびに、花の見た目の綺麗さの中にも各産地の苦労や想いが詰まっている事を我々はしっかり咀嚼して販売しなければと改めて感じるのです。

     

    気を取り直して上伊那へ向かいます。目的地である上伊那郡の手前、駒ケ根市はソースかつ丼が名物ということなので昼食。なかなか美味かったですよ。

    IMG_4432

     

     

    お店を出て10分くらいでしょうか、本日の最終目的地、アルストロメリア生産の「ミヤシタフローリカルチュア」さんに到着です。宮下社長が笑顔でお出迎えです。

    IMG_4445

     

    着いたらちょうど選花作業中でした。長さ、花付きの具合などで選別をおこないます。

    IMG_4433

     

    選別後、すぐに保冷庫へ。宮下さんちのアルストロメリアは、品種(色)がミックスで箱詰めされているので、少量多品種を好む花屋さんはとても助かります。

    IMG_4434

    しかも、ぼや~っとした色が多いアルストロメリアの中で、宮下さんの選抜した品種はハッキリとした色合いも多く、のはなでも好んで使わせていただいております。

     

    続いてハウス内を見学させていただきました。宮下さんちのハウスはかなりハイテク化が進んでいるとのこと。聞けばハウスの管理はほとんどが機械化。温度管理はサーモセンサーが担い、ハウスの遮光や開閉などはほとんど人の手を煩わせません。湿度管理もアルストロメリアには重要課題で、説明を受けている最中にもハウス内には自動でミストが放出されていました。

    IMG_4441

    ハウスがたくさんある農家さんの場合、たとえばハウスの開け閉めだって一苦労です。湿度が高いからハウスを開けようと思ったって、最初に開けたハウスと最後に開けたハウスとの間に発生したタイムラグによっては加湿ダメージにも差が出ます。機械化されたハウスであればそういった心配もなく、人間は収穫や選別など、人の手でしか出来ない作業に注力できます。莫大な投資ですが、生産品の高品質化を考えた時に、この機械化は素晴らしい決断だと思いました。それでも宮下社長はこう言います。「10年前にオランダに営農の見学に行ったがすでにここ以上のレベルだった。従業員のハサミにはカウンターが内蔵され、何本切ったかなど、収穫本数を正確に管理し、目の届かない実働勤務実態ですら把握している。日本は営農や流通で世界から10年遅れをとっているね。もう追い付けないよ・・・」ぐぬぬ・・・

     

    そういえば宮下社長からハウスの説明を受ける前から気になっていたことがあり、すんげぇ小さい事なんですが、それが「ミヤシタフローリカルチュア」の生産高品質化とブランド力に少なからず寄与していると感じました。それは何かというと、単純に「綺麗」な職場であるということ。ハウスの中も外も、作業場の中も外も、今まで見てきた生産者さんの中で一番綺麗でした。さらに庭木の手入れが行き届いていたり、道具の整頓など、ひとつひとつ上げればどれも些細なことなのですが、全体を俯瞰して見た時に「いい花が作れるわけだ」と腑に落ちるのです。

    IMG_4451

    ※こんな写真撮ってすんません(汗)

     

    今回の産地回りで、日本の切り花生産の未来予想図がなんとなく見えてきた気がします。宮下さんありがとうございました。最後に宮下さんの新作を・・・

    IMG_4443

    ブライズメイドで一躍有名になった、レジア(段咲き)の黄色です。名前は「リオ」と申します。8月のお盆明けに出荷できそうだとのこと。少々値が張りますが、のはなでも入荷予定ですのでお楽しみに。(もうちょっとだけ続く)

     

     

  • 長野県生産者まわり②

    ・・・2017.07.19更新

    <facebookではシステム上、画像が1枚しか表示されないため、facebookからご覧になっている方は画像をクリックするか、本分の最後にあるURLからホームページへお越しください>

     

    そういえばJA甘楽管内でトルコキキョウを作っておられ、川越市場にも出荷されているコサージュ会員の中澤英一さんが前日の会に遅れて登場。すごく真面目な良い方で、ついつい話し込んでしまいました。2日目は中澤さんの車で2軒だけご一緒させてもらいました。

     

    1軒目、千曲市力石の宮原さんのハウス、なにわ花市場と世田谷市場に出荷されているそうです。奥から宮原さん、中澤さん、関根くん

    IMG_4398

     

    見よ!このサイズ!これがトップクオリティのコサージュ仕立てです!品種は「フウガ」

    IMG_4396

     

    思わず食べてしまいたくなる「シュガー」

    IMG_4395

     

    中曽根さん曰く「超難しいから作らないほうがいい」とされる「フェゴ」を作りこなせる宮原さんはさすがです。

    IMG_4397

     

    ハウス内で従業員の方が芽欠き作業をされていました。コサージュ仕立ては1茎1花に仕立てるため、素性の良い芽を残して余計な芽を欠く作業はとても神経を使い、膨大な時間と労力を要します。取引価格が高価なのも頷けますね。宮原さんありがとうございました。

     

    続いて一行は今回の本丸、中曽根さんの育種ハウスへと向かいます。

    IMG_4430

    ハウスの中は試作品がずらり、全国から集まったコサージュ会員が中曽根さんから品種特性など生産者向けの説明を受け、次はどんな品種をつくろうかと想いを巡らせる場。みなさん真剣です。

    IMG_4429

     

    そんな中、気に入った品種をご紹介します。クラシカルな色合いの「アッシュ」

    IMG_4409

     

    「ユーズドミントガム」噛み終わったミントガムですって。もうちょっといい名前がいいですね。

    IMG_4411

     

    「スモーキーブルー」紫でもラベンダーでもない絶妙なネーミングがピタリと当てはまった感じ。

    IMG_4413

     

     

    「ハーレイクイン」こいつの紫バージョンで「ジョーカー」という品種があるのですが、ああそういう事か(笑)映画「スーサイド・スクワット」に登場し、バットマンの宿敵「ジョーカー」にメロメロなのが「ハーレイクイン」だからでしょうか。

    IMG_4415

     

    「N2フリンジ:バオレット」と「N4フリンジ:ラベンダー」花弁の中心が開かない品種は花屋さんの好みも分かれそう。

    IMG_4417

     

    IMG_4419

     

    「ラビリンス」花形が素晴らしい。どこから見てもまん丸。

    IMG_4425

     

    IMG_4426

     

     

    「ワーロピンク」こんなに素敵なのに販売検討中ですって。

    IMG_4428

     

    まだまだたくさんの品種があったのですが、もう正直違いが分からない(汗)ですがどれも素晴らしい品種でした。中曽根さんありがとうございました。

     

    一行は上山田ホテルへ戻り、中澤さんとはここでお別れです。中澤さんありがとうございました。中澤さんのコサージュも楽しみにしています!(つづく)