・・・2023年07月31日更新
かつてアメトークで放送された「キングダム芸人」を見てすっかりハマり、同じくハマって単行本を大人買いした川越市場の小菊担当の杉浦くんから単行本を借りて読み続けていたのですが、とにかく登場人物が多く、中華7国の戦と政治と人間模様が複雑に絡み合うので、1回読んだだけでは到底理解できません。したがってゆくゆくは自分も全巻集めて読み返さなければと思っていました。
確かアメトーク放送時点で38巻くらい、もたもたしているうちに買い切れない巻数になってしまう、手遅れになる前に・・・と、ようやく重い腰を上げた頃にはすでに「69巻」(泣)で、意を決して先日やっと大人買い。
Amazonでポチったのですが、「お荷物が長すぎて宅配ロッカーに入りません!」と泣きの電話が来ました。(ですよね・・・)
しかしこれで夏休みはキングダム漬けになること必至です。
読んでいない人のためにキングダムがどんな漫画かというと、中華統一を果たした始皇帝の、史実に基づいた話です。史実に基づいているので、経過と結果がすでに分かっているのです。なのになぜここまで人気があるのか?三国志はおろか、日本史すらままならない自分もこんなにハマったのは、まさに描かれ方の妙でしょう。物語のベースとなる司馬遷の「史記」で描写の薄いところなどはドラマティックに脚色してあり、表現やセリフの言い回しなども現代風にアレンジされています。
ただ、面白いのはいいのですが、作者がキャラを愛しすぎている為なのか?深掘りし過ぎて展開がとても遅く、自国を除いた6国を落としてようやく中華統一なのに、69巻時点でまだ1国も落としていない(汗)巷の予想だと最終的に150巻〜180巻くらいになるのではとも・・・
あと現在、映画「キングダム3」が上映中ですが、これは原作で言うと16巻くらいです。なので映画が原作を追い続けると主演の山崎賢人や吉沢亮は年齢的に大丈夫なのか?と心配になってしまいますね。