・・・2017.06.02更新
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フェンスというものは空間の間仕切りである、という固定観念を取り払う事で、これから作る世界観に奥行きが出るだろうと感じました。
というわけで空間の間仕切りである既存のメッシュフェンスを取り外します。
防犯上の問題などもありますが、これだけでグッと懐が深くなります。というかこれから出来上がるメルヘンな空間にメッシュフェンスは違和感があるというのがお施主さんと一致した意見です。
今回取り払ったメッシュフェンスはとりあえずエコキュートの室外機まで。お施主様も最後までエコキュート室外機の移設を検討されていましたが今回は見送りました。
メッシュフェンスを外して感じるのが家の外壁の面積の広さ、のっぺりとした印象の外壁前に、あえて機能目的ではないデザインフェンスを建ててアクセントをつけます。これまたフェンスの固定観念の向こう側といったところでしょうか?
家の基礎とのカラミで予定より少し前に出てしまいました。裸地が少ないですが最終的にここは植栽をします。
埋め戻してフェンス工事終了です。
次回からはいよいよ今回の工事の本丸「モルタル造形」です!
・・・2017.06.01更新
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狭山市内にお住いのO様からご相談をいただいたのは、まだまだ寒い2月の事。当初は「自宅の塀を綺麗にしたい」ということでした。さっそく伺ってみると・・・
なるほど、たしかに塀の汚れが気になりますね。典型的なジョリパットの経年劣化です。
そしてさらに塀の内側の狭小スペースですが、ここも素敵にしたいとの事。
北側だけど通りに面しており、最も人目に触れる「家の顔」とも言うべきこの場所を、既存の動物の置物や平板をうまく使いまわして素敵にしたいというご要望でした。また、お話を伺う中で「メルヘンな世界観」「ストーリーを感じられる空間」といった潜在的な想いも感じました。
だいぶお時間を頂戴し、提案書を作成。
テーマは「忘れ去られた秘密の花園に集うウサギたち」お客様にも気にって頂けたようです。
ファーストコンタクトから3か月半、いよいよ施工開始です。
・・・2017.05.31更新
久々の更新です。
母の日にはたくさんのご来店、ご注文をいただきありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
激動の母の日も無事に終わり、お店的には少し落ち着きを取り戻すこの時期は、うまい事に庭木の剪定や植栽工事の繁忙期へと突入します。
2年前に「株式会社のはな:nohana~sense of wonder~」を創業させるにあたり、もともと生業としていたガーデニング/造園業とは距離を置く考えでした。というのも、地域に根差したお花屋さんと、ガーデニング/造園業の両立は、少ない従業員で回していくには、お店のクオリティを維持していくという面で少々難しく、小売り/サービス業である「お花屋さん」に注力するという当初の目標から外れるからです。
しかしながら、お店にはガーデニング/造園に関するお問い合わせも少なからずあり、たとえば「1本だけなんだけど木を剪定してほしい」とか「花壇に花を少し植えてほしい」といった小規模工事ならいいのですが、受注してししまえば「お花屋さん」の運営やクオリティに支障をきたすような大きな案件については、なるべく協力会社にアウトソーシングするようにしています。
ところがそんな中で舞い込んできた今回の案件は、①「アウトソーシングできる協力会社がない・思いつかない」②「規模はそこそこあるがお店の運営に支障をきたすことなく自社で施工および管理できる」なおかつ③「当社のコンセプトでもあるsense of wonder(神秘さや不思議さに目を見張る感性)を体現出来る」ものでした。うーん③が一番の理由ですかね。
・・・2017.05.10更新
5月14日の母の日にみなさんはどんなお花を贈りますか?
のはなでは今年も心ときめく鉢ギフトをご用意しました。その一部をご紹介するので、お花選びの参考にしてくださいね♪
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まずはこちら「常緑アジサイ:碧の瞳」
アジサイとは名ばかりで、ディクロアというアジサイの仲間です。アジサイに似た雰囲気を醸し出し、花後には結実、秋にはコバルトブルーに色付きます。そしてなんと常緑!冬でも寂しくないですね!
続いてはコチラ「シナモンマートル」
別名ギンバイカと呼ばれる常緑低木です。葉から爽やかな香りがします。控えめな花がオシャレですね♪
続きまして「アジサイ:チボリ」
濃い花色に白い縁取りが入るので色のコントラストが鮮明です。そんなに新しい品種ではありませんが観賞価値の高い品種です♪
こちらは比較的新しい品種のアジサイ「マジカルコーラル」
オランダで改良されたマジカルシリーズの、黄緑とピンクのコントラストが特に美しい品種です♪花色が多様に変化し、直射日光に当てないよう明るい木陰で管理すれば秋まで楽しめます!切り花でも人気の「秋色あじさい」をおウチで収穫できるかも!?
人気のラベンダーから、こちらは「シュガーベリーラッフルズ」
うさぎの耳みたいな花びらが可愛いですね♪こちらは早くもWEB注文が殺到し品薄状態・・・
観葉植物から、こちらは「ガジュマル」
カーネーションに飽きたお母さんには嬉しいかも♪
最後に我々花屋さんですら心ときめく「ベコニア:ジャンヌダルク」
農林水産大臣賞を受賞した、宇佐美農園さんのオリジナル品種です♪通常のベコニアには無い美しい花形もさるこながら、鋭い切れ込みの入った葉も美しく、全体に独特の高級感を感じさせてくれます。流通量が圧倒的に少ない激レア品種です!
というわけで鉢ギフトの「一部」をご紹介しました。店頭には明日くらいからボチボチ並ぶ予定です!遠方のお客様はWEBからもご注文いただけます。当サイトのトップページ、「eフローラ」のバナーをクリックしてください。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております!
・・・2017.04.11更新
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1輪仕立ての変わり咲き菊が多く流通する嬉しい世の中になり、個性を大切にする当店でも積極的に販売しています。
品のあるグラデーションが印象的な「セイマレット」
ライムグリーンのエッジが効いた「ゼンブラライムピンポン」
先ほどご紹介した「ロサーノシャルロッテ」
まるでダリアを思わせる「サイレントピンポン」
ピンポン咲き/デコラ咲き/アネモネ咲き/スパイダー咲きなど、ディスバッドされた素敵な品種たちは、菊・・・いや、あえて「ディスバッドマム」と呼びましょう。彼らは花卉業界の推し進め方次第でバラやカーネーションに匹敵するギフト花材になれるポテンシャルを秘めています!(ちなみにディスバッドとは余計な蕾を落とすという意味で、こうすることで1輪に力が集中し、大輪に仕立てることができるのです)
先日、とあるお客様が「ゼンブラライムピンポン」を一目見て気に入られ、送別用花束のメイン花材にしてほしいとおっしゃいました。「菊=仏事」のイメージがまだまだ根強いので一瞬躊躇しましたが、花屋の当たり前な感性を越えた先にしか業界の成長は無いと信じ、なるべく誤解されないよう、それでいて素敵に見える花束を作らせていただきました。
このようにオシャレなディスバッドマムをお花屋さんが積極的に使えるようになるためには、先述の「業界の推し進め方」がキーとなり、例えば従来の菊のイメージを払拭させる為のビジョンを示したり、オシャレな品種によるオシャレな花合わせの提案をしたり、ディスバッドマムを贈る方や貰う方の双方が誤解の無いよう、これらの取り組みに対し共感できるような販促物(ディスバッドマムの花束やブーケなどに付けるタグ)など、産地や市場、小売りが連携して推し進めなければならないと感じます。(勉強不足な僕の知らない所で進んでいたらごめんなさい)
「作っておしまいの産地」「とにかく荷物を捌ければいい市場」「提案力のない花屋」・・・いや、言い過ぎですね(笑)やめときましょう。