・・・2017.06.10更新
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外国のどこか、田舎のとある集落のはずれ、昔の人達はなんでも自分達でやったもんだ!もちろん塀だって自分で作るぜ!切り出した石を積んで漆喰を塗って化粧!どーだい!なかなか綺麗に出来たぜ!いつだったか馬車の荷台が勢いよく塀にぶつかってよー!塀が少し壊れちまったからそこいらにあった石を適当に積んだんだよ!ガハハハ!
あれからもう100年も経っちまった・・・今じゃこの村もすっかり人が居なくなってよ!廃墟だらけだぜ!そう言えばあの塀、せっかく積み直した箇所もまた少し崩れちまってよう・・・すっかり野ウサギの楽園になっちまったようだぜ!ガハハハ!
と、そんなストーリーがここにはあります。
以上!お疲れさまでした!
before
after
・・・2017.06.07更新
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いよいよモルタル造形の花形である着色工程に入ります。まずは1層目、着色は薄く、薄く塗り重ねるのがポイントです。
濃度やカラーを微妙にかえて、この枕木だけで5~6層も塗ることで色彩に奥行きが出せるのです。
擬石やプラスターは、真新しかった新品当初の状態を再現した後、経年変化を感じる風合いにワザと汚していきます。この手法は「エイジング」などと呼ばれます。エイジングは適当に汚すのではなく、自然に汚れた感じを目指さなければなりません。たとえば人の手の位置に近い箇所は手垢がつく「だろう」とか、地面に近い箇所は雨の跳ね返りで汚れる「はず」といったように、偶然に出来る汚れや経年変化を意図的に作り出すのです。しかもそれは一目で気づかないくらい、さり気なくおこなう事で、よりリアルに近くように感じます。
エイジングの手法を少しご紹介。ハケで大胆に色を乗せ、霧吹きでウォッシュし・・・
布でサッとふき取る。
立体感を出すために陰影を意図的に付けます。擬石と擬石の隙間をグレーでほんのり色付け。
こうした地道な作業を繰り返してようやく完成を迎えます。
そう考えるとディズニーの造形はエリアごとにテーマも違うし、なにより規模がハンパない!その労力たるや、さぞかし大変だったろうなぁ・・・
天気も良く、乾燥も早かったので、翌日にやろうと思っていたトップコートも塗れました。これにてモルタル造形は完成です。明日は植栽とデコレーションです。
・・・2017.06.06更新
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モルタル造形の完成まであと2工程です。
最終の色付け作業の前に全体の「ベース塗装」をおこないます。メイクなどで使うドーランのように、このあとの着色をしっかりと見せるためです。ただドーランと違って下地の凹凸を埋めたりはしません。真新しい塗り絵のような状態にするといったところでしょうか?
裏側もしっかり作り込み、塗り込みます!
着色前のたった1日しか見ることのできない貴重な光景です。
明日、造形に命が吹き込まれます・・・
・・・2017.06.05更新
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プラスターとは、石灰や石膏などをを主材料とした塗装材料で、外壁などの仕上げ剤などに使われます。
前日までに作った擬石や擬岩はあくまでプラスターの土台であり、当初はプラスターで仕上げたけど、経年変化でプラスターが剥がれ落ち、下地の擬石や擬岩が露出したという設定です。
仕上げで塗った設定なのにこのラフさ!だけどこれでいいんです!家の主が日曜大工の感覚で石を積み、適当に仕上げ剤を塗ったという感じを目指したのですから。
つづいて前日に作った擬木に節が入りました。年月が経って節が取れそうなくらい収縮した感じを再現です。
そういえばウサギさんの通る抜け穴ですが、積んでいた石が崩れて出来た穴という設定です。ということは崩れた石がそこいらに落ちている方がストーリー的には厚みが増しますね。
そんなわけで落石を・・・
近所の子供達!学校帰りに蹴飛ばさないでね!足が折れるよ~(笑)
明日は地味ですが着色前の下塗りです。
・・・2017.06.05更新
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前日におこなった下地にざっくりと下書きをしていきます。
デザインで言うところのこの部分・・・
まずは大胆にモルタルをのせていきます。
使用しているモルタルは造形用の「ギルトセメント」です。チキソ性が高く、造形に適しています。
つづいて擬石のアタリをつけていきます。水平器をつかって慎重に・・・
縦にもアタリをつけます。
人の手でラフに石を積んだ感じを出すため、部分的にモルタルを盛って立体感を出します。
造形用のヘラやブラシなど様々な道具をつかって、クラックや欠け、ヘコミなどをリアルに作りこんでいきます。
こちらではせっかく仕上げた下地に、なにやらグラインダーで研削しています。今回主役のウサギさんも様子を見ています。
そう!ここはデザインで言う所のこの部分・・・
塀からガーデンに抜けるウサギさんの抜け穴です!
完全に貫通はしませんが、そこそこ深い穴になります。こちらも造形開始です。
モルタル造形にはディティールへのこだわりが求められます。観察眼と再現力、そしてなぜこのデザインに至ったかのストーリー性なども重要な要素です。(それはまたのちほど・・・)
疑木も出来上がりましたね。
夕焼けに照らされた造形は、このままでもステキです。本日はここまで、明日はプラスター部分に入ります。
・・・2017.06.03更新
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ディズニーワールドを訪れた方は必ず目にする古びた壁や、経年変化を感じる塀・・・実際にレンガや石を積んだりした訳ではなく、まっさらな壁や塀などに新しく(しかも古びた感じに)作る、云わばフェイク。ディズニーワールドの世界観を演出するうえで欠かせないこれらの造作を「モルタル造形」と呼びます。
擬木や擬石、ブリック(レンガ)やプラスター(仕上げ塗り)など、特殊なセメントを使い、クラックや欠けなど細部にいたるまで本物そっくりに作り上げる、そんな事をこの現場でやろうと思います。
まずは造作前の下地作り、壁を洗浄したあと、耐アルカリ性ネットを圧着させ、この上に造形を施します。アルカリネットが繋ぎとなり、造形のヒビ割れ抑制になります。
最後に筋目を入れて終了。この筋目のお陰でこの上に乗る造形の付きが良くなるのです。
本日はここまで、下地の硬化を待たなければならないので、連続作業が出来ないのです。
明日はいよいよ役物(やくもの)の造形です。ここで言う役物とは造形の中で特に手の込んだ箇所を差し、今回で言えば擬木、擬石、擬岩となります。
・・・2017.06.02更新
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フェンスというものは空間の間仕切りである、という固定観念を取り払う事で、これから作る世界観に奥行きが出るだろうと感じました。
というわけで空間の間仕切りである既存のメッシュフェンスを取り外します。
防犯上の問題などもありますが、これだけでグッと懐が深くなります。というかこれから出来上がるメルヘンな空間にメッシュフェンスは違和感があるというのがお施主さんと一致した意見です。
今回取り払ったメッシュフェンスはとりあえずエコキュートの室外機まで。お施主様も最後までエコキュート室外機の移設を検討されていましたが今回は見送りました。
メッシュフェンスを外して感じるのが家の外壁の面積の広さ、のっぺりとした印象の外壁前に、あえて機能目的ではないデザインフェンスを建ててアクセントをつけます。これまたフェンスの固定観念の向こう側といったところでしょうか?
家の基礎とのカラミで予定より少し前に出てしまいました。裸地が少ないですが最終的にここは植栽をします。
埋め戻してフェンス工事終了です。
次回からはいよいよ今回の工事の本丸「モルタル造形」です!
・・・2017.06.01更新
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狭山市内にお住いのO様からご相談をいただいたのは、まだまだ寒い2月の事。当初は「自宅の塀を綺麗にしたい」ということでした。さっそく伺ってみると・・・
なるほど、たしかに塀の汚れが気になりますね。典型的なジョリパットの経年劣化です。
そしてさらに塀の内側の狭小スペースですが、ここも素敵にしたいとの事。
北側だけど通りに面しており、最も人目に触れる「家の顔」とも言うべきこの場所を、既存の動物の置物や平板をうまく使いまわして素敵にしたいというご要望でした。また、お話を伺う中で「メルヘンな世界観」「ストーリーを感じられる空間」といった潜在的な想いも感じました。
だいぶお時間を頂戴し、提案書を作成。
テーマは「忘れ去られた秘密の花園に集うウサギたち」お客様にも気にって頂けたようです。
ファーストコンタクトから3か月半、いよいよ施工開始です。
・・・2017.05.31更新
久々の更新です。
母の日にはたくさんのご来店、ご注文をいただきありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
激動の母の日も無事に終わり、お店的には少し落ち着きを取り戻すこの時期は、うまい事に庭木の剪定や植栽工事の繁忙期へと突入します。
2年前に「株式会社のはな:nohana~sense of wonder~」を創業させるにあたり、もともと生業としていたガーデニング/造園業とは距離を置く考えでした。というのも、地域に根差したお花屋さんと、ガーデニング/造園業の両立は、少ない従業員で回していくには、お店のクオリティを維持していくという面で少々難しく、小売り/サービス業である「お花屋さん」に注力するという当初の目標から外れるからです。
しかしながら、お店にはガーデニング/造園に関するお問い合わせも少なからずあり、たとえば「1本だけなんだけど木を剪定してほしい」とか「花壇に花を少し植えてほしい」といった小規模工事ならいいのですが、受注してししまえば「お花屋さん」の運営やクオリティに支障をきたすような大きな案件については、なるべく協力会社にアウトソーシングするようにしています。
ところがそんな中で舞い込んできた今回の案件は、①「アウトソーシングできる協力会社がない・思いつかない」②「規模はそこそこあるがお店の運営に支障をきたすことなく自社で施工および管理できる」なおかつ③「当社のコンセプトでもあるsense of wonder(神秘さや不思議さに目を見張る感性)を体現出来る」ものでした。うーん③が一番の理由ですかね。
・・・2017.05.10更新
5月14日の母の日にみなさんはどんなお花を贈りますか?
のはなでは今年も心ときめく鉢ギフトをご用意しました。その一部をご紹介するので、お花選びの参考にしてくださいね♪
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まずはこちら「常緑アジサイ:碧の瞳」
アジサイとは名ばかりで、ディクロアというアジサイの仲間です。アジサイに似た雰囲気を醸し出し、花後には結実、秋にはコバルトブルーに色付きます。そしてなんと常緑!冬でも寂しくないですね!
続いてはコチラ「シナモンマートル」
別名ギンバイカと呼ばれる常緑低木です。葉から爽やかな香りがします。控えめな花がオシャレですね♪
続きまして「アジサイ:チボリ」
濃い花色に白い縁取りが入るので色のコントラストが鮮明です。そんなに新しい品種ではありませんが観賞価値の高い品種です♪
こちらは比較的新しい品種のアジサイ「マジカルコーラル」
オランダで改良されたマジカルシリーズの、黄緑とピンクのコントラストが特に美しい品種です♪花色が多様に変化し、直射日光に当てないよう明るい木陰で管理すれば秋まで楽しめます!切り花でも人気の「秋色あじさい」をおウチで収穫できるかも!?
人気のラベンダーから、こちらは「シュガーベリーラッフルズ」
うさぎの耳みたいな花びらが可愛いですね♪こちらは早くもWEB注文が殺到し品薄状態・・・
観葉植物から、こちらは「ガジュマル」
カーネーションに飽きたお母さんには嬉しいかも♪
最後に我々花屋さんですら心ときめく「ベコニア:ジャンヌダルク」
農林水産大臣賞を受賞した、宇佐美農園さんのオリジナル品種です♪通常のベコニアには無い美しい花形もさるこながら、鋭い切れ込みの入った葉も美しく、全体に独特の高級感を感じさせてくれます。流通量が圧倒的に少ない激レア品種です!
というわけで鉢ギフトの「一部」をご紹介しました。店頭には明日くらいからボチボチ並ぶ予定です!遠方のお客様はWEBからもご注文いただけます。当サイトのトップページ、「eフローラ」のバナーをクリックしてください。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております!