・・・2021.07.09更新
脇芽を欠いて一花に栄養を集中させるため、生産に大変手間のかかるディスバッドマム、その新品種「フォレスト」は新しいだけあってgoogleの画像検索にも引っ掛からず、市場から「明日こんなの出荷あります」の営業電話だけではどんな花姿なのかも分からないので、セリ当日の朝に下見をして気に入れば購入という段取りになりました。
翌日、市場へ行き箱を開けてみるとあらびっくり!なんて個性的なマムでしょう♪
淡めのグリーンなのでお供えにも重宝しそう。そんなわけで即購入しました。
と・こ・ろ・が!
この「フォレスト」全くといっていいほど売れません。聞けばメデューサに似たカールした花弁は多くのお客様に「弱ったような」「枯れているような」印象を与えているらしい。無念・・・
これがね、東京のお花屋さんだとオシャレに見えてしまうんですよ。実際。しかしこれを土地柄や住民の意識の違いとかで片付けず、このマムの魅力を引き出せていない我々のスキル不足だと(若干卑屈気味に)捉え、精進していきたいと思います(T_T)/
・・・2021.06.25更新
「砂漠の薔薇」の異名をとるアデニウム:オベスム(Adenium obesum)が入荷中です。
ボトルツリーやブコニアといった、太った基部を持つ樹木や、いわゆるコーデックスと呼ばれる塊根植物が大好きなワタシですが、なかなか高価で、しかも狭山じゃ売れそうもないことから入荷を渋っていました。しかしついに我慢の限界です(笑)
「砂漠の薔薇」と呼ばれるだけあって、初夏から秋にかけてとても綺麗な花を咲かせます。日当たりを好み、耐暑性も抜群ですが、越冬には10℃くらい必要なので冬は室内に取り込んでください。落葉しますが翌春に萌芽します。水やりも控えめで、カラカラに乾いたら与えるを徹底し、冬季は心を鬼にして断水です!
限定3鉢ですが、きっと売れません。売れ残ったら持って帰ります(笑)
・・・2021.06.24更新
レックスベコニアの6種アソートが入荷中です。
花壇を彩る一般的なベコニア:センパーフローレンスとは異なり、葉の色を楽しむベコニアですが、花も普通に咲きます。しかしこのベコニアの最大の魅力は「日陰で育つ」という点だと思います。温度と空中湿度があれば日差しを浴びなくてもスクスクと育つので、「真夏に日陰を彩りたい」なんていう無茶なご要望にもお応えできる優れもの!
毎年、近所のお店の北向きの入り口前を植栽しているのですが、昨年そこのご主人に「コロナ禍で店舗入り口を開放している。毎年花を植えてもらっているが、終わった花や散った花が店内に入ってきてしまうので花以外の植栽で明るくできないか?」という相談を受け、レックスベコニアで植栽したところ大変好評でした。
いつも思うのですが、こういう特性を持った植物って、ただ並べてるだけではあまり売れず、キチンと説明、提案してこそスポットを浴びるんだと思います。最近はホームセンターや我々専門店のスタッフの知識不足もあって、こういった素晴らしい植物の取り扱いも少なくなくなり、結果、生産量も年々減少傾向にあります。悲しことですが、販売スタッフの知識レベルの向上が業界の発展に少なからず影響を与えるんだと肝に銘じ邁進していきたいと思います(たまには真面目)
・・・2021.06.22更新
学名:セラトペタラム(Ceratopetalum)通称クリスマスブッシュが入荷中です。なかなか良いサイズと樹形です。
日本では初夏に開花するのに何故クリスマスブッシュ?と思われる方の為に簡単に説明を・・・
クリスマスブッシュはオーストラリア原産の常緑低木で、南半球の現地ではちょうどクリスマスシーズンに見頃を迎えるからです。
白い小花が咲いた後にガクの部分が赤く色づく様子がクリスマスっぽいって感じですかね〜
地植えでの越冬も狭山市、入間市で確認済みですが、唯一の弱点が夏場の極端な乾燥だと思います。鉢植えなら水切れに充分注意し、地植えなら終日陽が当たる場所は避けて半日陰が良さそうです。
毎年11月くらいになると切り花でも出回り、しかも結構高いので、もし売れ残ったら店に植えておいて収穫でもするか?と考えた1秒後に「日本は北半球」という事実に直面するのでした(汗)
・・・2021.06.21更新
珊瑚を思わせるユニークなフォルムの「ミルクブッシュ」が入荷中です。
敷居の高そうな、上級者っぽい見た目ですが、ただのトウダイグサ科ユーフォルビア属なので、初心者でも簡単に育てられます!
目に見える緑の枝の先端には非常に小さな葉がつきますが、すぐに取れてしまいます。枝は多肉質で、挿木によって無限に増殖できますが、むやみやたらに増やさないでくださいね(笑)
もともと南アフリカ、熱帯アフリカ出身なので、暑さや乾燥にはとても強いです。逆理論で寒さや多湿は苦手ですが、冬季は5℃くらいあれば越冬できます。
品種にもよりますが、秋冬の低温に当たることで枝が紅葉します。その姿はまさに珊瑚と呼ぶにふさわしく、ぜひ持っておきたいイージープランツです。
・・・2021.06.14更新
売れると思って仕入れるも、得てして売れない。その王道パターンがコチラ。
銀葉の宿根ガザニア「ティラミス」は入荷から販売が伸びず、ついには観賞用として歩道の大鉢で隠居生活となりました。それからしばらく施肥や灌水にいそしむと、見事画像のような感じになりました。
こうなるとお客様たちから「この花はないの?」と、まぁよく聞かれるわけですよ(笑)C-C-Bよろしく「ないものねだりの I want you」状態ですね。
そうかといって、花は「ティラミス」に酷似した、普通の緑葉のガザニアを仕入れれば「葉の色が違う」と言われ、まぁそうなんですけどお客様は難しいなぁと(笑)
ネットもSNSもやらない高齢層の潜在需要とマッチングする方法が知りたいと思う今日この頃です(T-T)
・・・2021.06.12更新
夜温が20℃を超えてくると宅急便での配送が不安になる今日この頃。。。
そろそろ生花の宅急便出しも終了ですかね〜?
遠方に贈りたい方は全国のお花屋さんネットワーク「イーフローラ」で送れますので是非ご相談ください!
クール宅急便は凍る可能性があるからな〜(泣)
・・・2021.06.07更新
ちょっと珍しい植物が入荷です。
ポーチュラカ:ウェルデルマニー
ブラジル原産、スベリヒユ科の植物で、まぁみなさんがご存知のポーチュラカによく似た花を咲かせますが、花色は濃いピンク1色です。
魅力は「セダム:虹の玉」を思わせるバイカラーで小粒な葉っぱでしょうか。
多湿に弱いそうなので、日当たりの良い屋外の軒下で乾燥気味に管理するといいと思います。
何年か前だったら1000円以上で売ってた記憶がありますが、量産されると価格も安定し、すっかりお手頃価格になってしまいました。
もう入荷はないと思いますので欲しい方はお早めに〜^^
380yen(税込418yen)
・・・2021.06.06更新
<facebookではシステム上、画像が1枚しか表示されないため、facebookからご覧になっている方は画像をクリックするか、本分の最後にあるURLからホームページへお越しください>
涼しげな白斑が魅力の「アメリカハナズオウ:シルバークラウド」は確か海外で品種改良され、日本に初めて上陸したのが25年くらい前だと聞いています。15年くらい前ですが、安行の庭木生産者さん達を巡っていたところ、ある生産者さんいわく、その初上陸したシルバークラウドが「まだいる」というので見せてもらいました。自称「日本初」のシルバークラウドは樹高7m、幹周60cnというモンスターで、線が細い女性的な樹姿が似合うシルバークラウドからすれば完全にオッサンでした。一応価格を伺ってみたところ目玉が飛び出る金額だったのを覚えています。
現在では量産も進み、安価で入手できる樹木となりましたが、売っているところが少ないせいか?当店への問い合わせも少なくありません。
当店で販売中のシルバークラウドは現在4本ありますが、斑の一番綺麗なところがコチラ
この他に売り場で地植えされたものもあるのですが、その斑が今年は異常です(汗)
じゃーん!
アルビノですか?
どうしてこんな風に白が多いのか、なんとなく心当たりはあるのですが、真似して枯らす人が出そうなので割愛します(汗)
今が見頃のアメリカハナズオウ:シルバークラウドの新緑?お近くの方はぜひ見に来てください。白斑は強光線に弱く、そのうち葉焼けで見るも無惨になってしまいますのでお早めにどうぞ^^
・・・2021.06.03更新
久しぶりの更新です。
みなさんはお手元のカレンダーの祝日が実際の祝日と異なることをご存じですか?ぼかぁ知りませんでした(汗)
先日、いつものように事務所デスクの前に吊るしてあるカレンダーを見ながらホームページの営業カレンダーを更新したところ、とある方から「7月の祝日が違います」とのクレームが入りました。どうやら僕の知らないところで祝日がかなり操作されているようです。
調べてみるとオリンピックの開催に絡んで「海の日」と「スポーツの日」と「山の日」が盛大に引っ越しをしているようです。でもなんで?目の前の損保ジャパンのカレンダーは反映されてないの?これも調べてみると、なんと暮れも押し迫った昨年の12/28に五輪特措法が施行されて祝日の引っ越しが決まったそうです(知らねー)
そりゃぁカレンダー配り終わってからじゃぁ修正しようがないですね。
しかし何より驚いたのが、こんな更新頻度の低いブログの、それも営業日カレンダー内の、さらにウォーリー並みの間違いを指摘してくださる奇特な読者さまがいらっしゃる事、「マメに更新しなさいよ」という励ましのお言葉と捉えて頑張りたいと思いますm(_ _)m