・・・2024年01月22日更新
原種系ラナンキュラス:ラックスが14品種入荷しました。
4号ロングポットで、開花まであと少しといった状態です。
当店では初となる品種もあるので、品種名については最後に明記します。
んで、前々から言われてましたが、今年ついに種苗会社大手の「サカタ」が育苗の難しさから生産者へのプラグ苗供給を終了。全国的に品薄になることは避けられないでしょう。
しかしこちらの生産者さんのところでの作付けはナント例年以上!?そのカラクリを伺ったのですがセンシティブな内容なので、ここで書くのはやめておきます(笑)
さて、ラックスもそうですが、植物や野菜などの増やし方のひとつに「組織培養」というものがあります。一般的には「メリクロン」と呼ばれる培養技術で、まぁ簡単に言えばクローンですね。これはベースとなる親の組織の一部を切り取って、寒天のような培地に植え、無菌下で育苗するというもの。苗としてはとても高価なのですが、ほぼ親のクローンなので、姿や形、生育にムラがないので、生産者も販売する花屋も色んな意味で安心です。
しかしラックスはこの組織培養が非常に難しく、サカタが育苗の継続を断念した理由のひとつでもあると思います。
そんな中、なぜこちらの生産者さんは前年を上回る作付けが可能となったのか??
んん〜言えない(笑)
ラックスはとても丈夫な植物です。ちょっとしたコツで誰でも毎年咲かせる事ができます。育て方については経験則も踏まえて完璧に説明できますので、お買い求めの際はお気軽にお声掛けください(画像は前年に鉢上げした年越し株)
[入荷品種]
#ハデス#ヘラ#リキュア#アリアドネ#グレーシス#ミネルバ#ティーバ#アルテミス#サティロス#ピュタロス#ヘスティア#ベスタリス#ミノアン#ハリオス
メリクロンといえば、手の足りない繁忙期に「自分のクローンが欲しい」なんて思うのですが、きっとそのクローンも僕に似てあまり働かないんだろうなぁ・・・